The ordinary life of an extraordinary dog

おかしなオジサンのありふれた1日と特別な1曲。

モハメド・アリが亡くなって、ボブ・ディランがコメントを出した

モハメド・アリが亡くなって、ボブ・ディランの公式サイトに、その死を悼むコメントが出た。

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Bob Dylan on Muhammad Ali:

“If the measure of greatness is to gladden the heart of every human being on the face of the earth, then he truly was the greatest. In every way he was the bravest, the kindest and the most excellent of men.”
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「世界中の人間の心をどれだけ歓喜させたか」を偉大さの尺度とするなら、彼は真実、“グレーテスト”だった。すべてにおいて、彼は最も勇敢で、寛容で、傑出した人物だった。
(オレ訳。間違ってたら、すいません)

もともとディランはボクシング好き。

加えてディランは1941年生まれ。アリは1942年生まれで、ほぼ同年代。

さらに調べてみると、20歳前後、激動時代のアメリカで似たような状況にいたんじゃないかと思う。

モハメド・アリ
1960年:ローマ・オリンピックで金メダル
1964年:WBAWBC統一世界ヘビー級王座。イスラム教へと改宗。本名をモハメド・アリへと改名。
1966年:ベトナム戦争の徴兵を拒否。1967年にボクシングライセンスを剥奪される。

ボブ・ディラン
1962年:アルバム『ボブ・ディラン』でレコードデビュー
1963年:セカンド・アルバム『フリーホイーリン・ボブ・ディラン』リリース→「フォークの貴公子」
1964年:ニューポート・フォーク・フェスティバルで、エレキ楽器のバック・バンドを入れて、フォークファンからブーイング。
1966年:バイク事故を起こして隠遁生活。

アリがディランの曲を聴いていたとは思えないけど、ディランはアリの試合をよく観ていたんでしょうね、おそらく。

ディランの『Hurricane』(ルービン・ハリケーン・カーターというボクサーの冤罪がテーマの曲)のリンクを貼ろうかと思ったけど、youtubeにはディランのほぼ存在しない(削除される)ので止めます。